兵馬俑と古代中国展に行ってきました。 お出かけ 2023年01月04日 どうも菌です。今日は父と一緒に兵馬俑展に行ってきました。私もですが父が古代中国大好きな人なので、どうしても一緒に行きたかったのです。本物の兵馬俑を見れるチャンスなんてそんな無いじゃないですか!という感じで父を説得して行ってきました。 会場前はこんな感じ。テンション上がります!まずは二階部分から展示を見に行きます。こちらは始皇帝の以前と以後の時代の俑を見ていきます。等身大の兵馬俑というものは始皇帝の時代にしかなく、他の時代ではもっともっと小さいサイズのものが多かったそうです。そこから始皇帝がいかに偉大で、栄華を誇っていたか分かります。それから本物の衣服を着せる場合もあったらしく、ボディしか残っていない状態のものも多かったです。 棺に続く扉も展示されていたんですが、左に龍、右に虎が配置されていて個人的に興奮してしまったオタクです。それから墓守として置かれていた一角獣が物凄いゆるキャラでほっこりしたり。そんなこんなで、メインの一階部分へ行きます。こちらは撮影可でした。中国太っ腹すぎる。 こちらは約2400~2200年くらい前のもの。一枚目はベルトの留め具みたいなものだったそうです。二枚目はよく見るタイプの長剣。鞘は木製だったので、剣だけが残ったようです。さすがに塗装はほとんど剥げていましたが、文様などは綺麗に残っていました。凄い。 これは古井戸から発掘された竹簡です。ここまで状態が綺麗なものは珍しいらしいです。ていうか古井戸からこんなのが掘り出されるとか中国マジヤバい。どこ掘っても何でも出て来そう。ヤバい。 こちらは兵馬俑に収められていた馬車の複製品です。写真でも残されていた状態が良かったと推測できるほど綺麗です。実際はこんな感じだったらしいですが、ちょっと乗り心地は悪そうな感じです。たぶんクッションみたいな緩衝材はあったんだろうけど。通気性を良くするために窓も付けたらしいのですが、こんなに小さいと意味ない気がする。でも大きいと狙われやすくなるから難しいところです。 そしてとうとう!本物の兵馬俑ですよー!想像よりもめちゃくちゃ大きかった。一番最大のもので身長196センチだそうです。そんな古代にそれくらいの身長の人がいたんでしょうか。基本的にどの人も180センチは軽く越えていた上に台に乗っている状態だったので、一生懸命見上げる感じになってしまいました。しかも髪型とか鎧、服装、靴がひとりひとり全部違うのです。それをあれだけ作るとかどれだけの労力が必要になったんでしょう。とんでもない数の人たちが関わったんだろうなあ。 そして出口では縮小サイズの兵馬俑のプロジェクションマッピングの展示がありました。まず下地を塗って、それから少しずつ色を加えていく様子が見れます。無地だと思っていたのに色までついてるとか本当にヤバい。今回はヤバいしか言ってません。中国ヤバい。 そして最後には一回り小さい兵馬俑たちのフォトスポットがありました。こんなにたくさんの兵に守られて眠る始皇帝はどんな気持ちだったんだろう。不老不死を求めていたから死にたくなかっただろうなあ。誰かと一緒にいてもらいたかったんだろうなあ。何だか切なくなってきます。ですが本物の兵馬俑を見ることが出来て本当に良かったです。いい経験になりました。 PR