国宝・燕子花図屏風を見に行ってきました。 お出かけ 2016年04月13日 どうも菌です。根津美術館などにお出かけしてきました。この日は私の誕生日な上、一番大好きな絵画である燕子花図の展示が開始される日なのです。何という巡り合わせでしょうか。これは行くっきゃないと、仕事に都合をつけてお休みを取りました。 普段と変わらぬ時間に起きてしまったので、とりあえず美術館の最寄駅まで向かい、その近くのカフェで朝ごはんをとることにしました。調べてみるとちょうど良く自分の好きなアフタヌーンティールームが朝からやっていたので、そこへ向かうことにします。 ちなみに開店凸でした。早かったからね、しょうがないね。オマール海老のスフレオムレツが美味しそうだったので、それを注文してみました。めちゃくちゃふわふわで美味しかったです!お腹も満腹になり、ちょうど良く開館時間になったので、そそくさと根津美術館へ向かいます。 根津美術館のポスター。これだけでもテンションが上がる!というわけで館内に入ります。公開日初日でしたが、平日だったからかまったく混んではいませんでした。なので、気が済むまで屏風を眺めます。ずっとずっと見たかったものなので、感慨もひとしおです。素晴らしかった。他の展示物やちょこっとだけ庭園を覗いてから、売店で燕子花図のポストカードなどを買って美術館を出ました。また好みの展示があったら来たいものなあ。以前は刀の展示もあったそうなので、そこら辺を期待したいところ。 根津美術館のすぐそばに岡本太郎記念館があるそうなので、お散歩がてら行ってみることにしました。岡本太郎さんの作品は太陽の塔くらいしか知らないので、他にどんなものが見れるのか楽しみです。 外観もかなり個性的。この記念館はかつて太郎さんが自宅兼アトリエとして使っていた住宅をそのまま利用しているそうです。確かに美術館や博物館にしては規模が小さいと思いました。お隣にはカフェがあり、美味しいパンケーキを頂けるそうです。今回はお腹が空いていなかったのでパスしてしまいました。次の機会にチャレンジしたいところです。 ここは写真撮影OKとのことなので、玄関であったであろう入口をぱしゃり。絵画や彫刻、写真などかなり個性的な作品がたくさん並んでいます。 おそらくリビングか客間であったであろう部屋です。部屋の左端には太郎さんの像があります。椅子からテーブルから装飾からポットやカップまでおそらく太郎さん製だと思われるものがたくさんあります。カップがとてもかわいい。 そしてその奥へ進むと、彼が実際に使用していたアトリエに辿り着きます。ここに仕舞われているのは白いキャンバスではなく、全部太郎さんが描いた作品のようです。というより、無造作に置かれている物すべてが作品みたいです。すごい。天井から吊り下げられているライトも巨大で異様な存在感を放っていました。 二階では岡本太郎と縄文土器の関係についての展示と、彼の絵画の一部が展示されていました。あの太陽の塔のレプリカもあるよ!あまり絵画には詳しくない身なのですが、彼の筆遣いにはまったく迷いが無いのがすごいなあと感じました。かなり巨大なキャンパスにも絵を描いているので、相当なエネルギーを使いそうだなあとも感じました。エネルギッシュな方だったんだろうなあ。 ちなみにお庭もものすごく個性的でした。いたるところに作品が野ざらしに置かれていてちょっとびっくりしました。経年劣化とかも作品の味としているんでしょうか。そう考えると本当に普通の画家とは違った人だったんだろうなあ。 次は渋谷の方までお散歩しようと、表参道と原宿を経由します。途中で水曜日のアリスを見つけたので、ちょっと覗いてみました。お店があるとは聞いていたのですが、ここにあるとは思わなかった。内装もかなりおしゃれで、置かれている商品もかわいらしかったです。 かなり歩いてきた上にお腹もぺこぺこになったので、ここいらでお昼をとることにします。キュープラザ原宿というオシャレなビルがあったので、もうここにしてしまえと飛び込んでパスタを頂きました。どこのお店だったのか、ちょっとぼんやりして覚えておりません…。 でもすごく美味しかったです。ついでに同じビルで白猫のカフェバーがやっていたので、ちょうど良いとばかりにお店に突撃です。ちなみに白猫は大好きなオウガさんだけを育てて満足しているというかなりのエンジョイ勢です。 パネルとかサインとかのあれこれ。ちなみにドリンクを頼んでもらえる景品はほぼ爆死でした。仕方ないね。白猫を十分楽しんだので、次の目的地である渋谷へ移動します。渋谷の地下鉄はダンジョンだと言われているけれど、個人的にお外も結構なダンジョンだと思っています。グーグルマップが無ければ生き残れない。 グーグルマップを頼りにてくてくと歩いてようやくたどり着きました、最後の目的地である国芳・国貞展です。浮世絵に関してはまったく無知なので、色々な意味で勉強出来そうでとても楽しみです。やはり時間が夕方近くだったからか、こちらはかなり混んでいました。 描く人によって絵柄ががらりと変わるのは、今も昔も変わらないのだなあという印象でした。それから、筆だけで描いているはずなのに、ものすごく細かいところまで書きこまれているのがすごかったです。こんなところまでちゃんと描き込むということは、それだけこだわりがあったんだろうなあと思います。とても勉強になりました。これからは日本画も鑑賞するようにしたいなあ。 最後のスペースには撮影可能の作品も展示されていました。個人的に青で刷られた浮世絵が好みです。あと、何故かパズドラとコラボしていました。何故にパズドラなんだろう…? というわけで、今日のお出かけもこれで終了です。かなり歩き回ったし、色んなものを鑑賞できてとても楽しかったです。いい誕生日になりました。そんな感じ。ではでは、お疲れ様でした。 PR