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ご飯とかお出掛けとか推しとか何か色々。

博物館巡りをしてきました。

 どうも菌です。今日は日帰りで博物館などに出かけてきました。最近は刀剣巡りに触発されて博物館や美術館にも良く行くようになったので、過去のお出かけも含めてぼちぼちブログに綴っていこうかなあと思います。あれですよ、思い出作りってやつですよ。
 というわけで、昼ご飯を食べてから上野へ出発です。今回は国立博物館の表慶館にて開催されている特別展、黄金のアフガニスタンを見に行きます。本当は若冲展も見たかったんですが、二時間以上並ぶ上に中も混雑していると聞いて諦めてしまいました。実際訪れた当日も三時間ほどの入場待機列がありました。とてもつらい。
 そしてこちらが表慶館です。本館には訪れたことがあったのですが、こちらは初めてです。もちろん中は撮影禁止なので、外観だけぱしゃり。とてもレトロで趣のある素敵な建物です。はてさて、中に入りましょう。
 アフガニスタンという国は、紛争などの騒ぎくらいでしか知らなかったのですが、この展示のおかげで色々なことが知れて良かったです。何より二千年くらい前の遺物なのに、黄金の細工が精巧すぎて驚きました。機械もコンピューターも無い時代に、あれだけ細かく正確なものを作れるとは。文明はどんどん進んでいるはずなのに、それなのに自分たちよりもさらに最先端を行くような、それくらい素晴らしい物でした。それから展示物の様式もギリシア風だったり、インド風だったり、果ては中国の鏡があったりと、割と何でもありな感じででさすがシルクロードだなあと思いました。とても勉強になりました。
 こちらの特別展のチケットで本館の展示も見れるようなので、刀剣の展示もちらりと覗いてみることにしました。今はゲームに出ている刀は展示されていないようですが、同じ刀派のものがいくつかありました。しかもフラッシュでなければ撮影可能です。それに甘えて何枚か撮影させてもらいました。
 こちらは粟田口派の太刀です。展示の説明にもありましたが、やはり粟田口派の太刀は珍しいようです。
   
 そしてこちらが重要文化財の手掻包永という刀です。こちらは以前に空港で見た児手柏と同じような手法を使った刀なのだそうです。
 そしてこちらも同じく重要文化財である青江守次の太刀です。さきほどの二振りと比べて滅茶苦茶大きいです。大きいし、刃も分厚いし、まさにぶった切るって感じの刀でした。とてもダイナミック。
 見たいものは一通り見られたので、少し休憩をしてから次の場所へと移動します。ちょうどおやつの時間だったので、アフタヌーンティールームで美味しいおやつと紅茶を頂きました。かぼちゃのチーズケーキが復刻しててとても美味しかったです。
 はてさて、次は渋谷まで移動します。渋谷の西武にて深堀隆介さんの回顧展が開催されているのです。しかも来週までだったので、出来れば早めに行きたかった。というわけで訪れてみたのですが、やはり週末だからか、自分と同じような目的の人が多いからか、かなり人が並んでいました。といっても進みは牛歩というほどではなく、少し待てば入場することが出来ました。ちなみに中も混雑していたものの、もみくちゃになるほどでもなく、少し待てば撮影も出来るくらいの混み具合でした。
 
 この金魚、すべて絵の具で描かれたものなのです。アクリル樹脂で層を作り、そこに金魚のパーツを描き、最終的に生きているかのような絵を描く。横から見ると分かりやすいかもしれません。理屈は分かっても、実行するのはなかなか難しいと思います。しかも金魚の影まで描いてあるのだからすごいです。
 作品はキャンバスで描かれたものもいくつかありましたが、基本的にはお皿やお菓子のパッケージ、果ては和傘や箪笥など多種多様なものをベースに使用していました。そこで生きていけるはずがないのに、まるで生きているかのように描き錯覚させる。とても幻想的でした。出来ればもうちょっとゆったりと楽しみたかったです。まあこれは曜日的にも仕方ない。
 帰り道がてら、スカイツリーのフラワーカーペットを見に行きました。これ全部花びらで出来ているんですよ!すごい!その代わり維持するのがちょっと大変そうでした。ちなみにベルギーと日本の友好150周年を記念したものだそうです。六本木でも開催されていたそうですが、調べてみたら21日まででした…見たかった…。
 というわけで、短いですが今日のお出かけは終了です。行きたいところに行けたのでとても満足でした。国立博物館の本館は駆け足でほとんど見れなかったので、次の機会にじっくりまわりたいなあ。そんな感じ。ではでは、お疲れ様でした。
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