岡本太郎展に行ってきました。 お出かけ 2022年11月26日 どうも菌です。今日は超超久しぶりにお出掛けをしてきました。四年ぶりくらいとかじゃなかろうか。しかも念願の岡本太郎展です。入院していた頃からどうしても行きたかったので、退院後筋トレをしっかりしたり、散歩の回数を増やしたりして、何とかなりそうな状況になり、友人にも手伝ってもらって行ってきました。んもうめちゃくちゃ興奮した。先に言っちゃうけれど、とても良かったです。 写真をぱちり。完全事前チケット購入、入場制限もされており、作品はとても見やすかったです。 展覧会の主催が言っていた通り、かなり大規模で、地下から地上二階まるまる全部使って、彫刻や絵画、インテリア、食器、氏の執筆した本、関わった企画などなど多岐にわたる作品が展示されていました。近頃大流行したTAROMANの奇獣のモデルになった絵画、代表作である太陽の塔の模型、精密に作られたその内部など、珍しいものも多かったです。 中でも自分が一番珍しいと思ったのは、兵役中に描いたという、上司の絵です。恐らく本人的には命令で渋々、仕方なく描いたであろう作品でしょうが、彼が珍しくいつもの画風を使わず、見た目そのままの人間を描いている。それでもクオリティは他の作品と遜色なく、彼の素晴らしい画力に圧倒されました。それから、誰にも公開するはずの無かったであろう自画像も、良く特徴を捉えていて、改めて岡本太郎は素晴らしい画家だと思わされました。 画家人生の後半はどうやらスピリチュアルなものに魅了されていたようで、彼自身が撮ったという写真や映像などが残っていました。梵字なども気になっていたらしく、作品にはそれを盛り込んだりしてたみたいです。確かに言われてみればそれっぽいのがあったりする。 それからご両親や祖父の職業など、芸術に対する苦悩と葛藤があったりと、今まで知らなかったことがたくさん知れたのが良かったです。ただの爆発おじさんでは無いのだ、という印象を強めました。それでもエネルギッシュに人生を駆け抜けた、氏の一生は素晴らしいの一言です。今度本も読んでみようかな…。 こちらを覗く太陽の塔ちゃん。これを見に来たと言ってもいい。ショップのグッズもめちゃくちゃバリエーション豊かで、思わず色々と買ってしまいました。図録もかなり分厚く、見応えがありました。行けて本当に良かったです。協力してくれた両親、友人に感謝です。ありがとうございました。 PR