特別展・海ー生命のみなもと―に行ってきました。 お出かけ 2023年09月17日 どうも菌です。今日は科博で開催されている海展に行ってきました。日曜だしそんな混んでないかなと思いきや三連休をナメてました。親子連れがめちゃくちゃ多い。恐竜博よりも多かったイメージあります。そんな中行って参りました。 入り口の写真です。今回も朝一で行ったんですが、マジで親子連れがめちゃくちゃ多かったです。でも予約はしていたので、ちょっと並んだもののスムーズに入れました。ただ恐竜博と違って展示が小さめのものが多いのと、入り口付近はどうしても混むせいか、人が立ち止まって血栓が出来ていました。そこで子供向けのプログラムも配布していたので、それも影響していたのかも。 最初は有名なりゅうぐうに関する展示や、海の始まりなどがずらりと並んでいました。左は模型ですが右側は本物です。深海に出来た鍾乳石みたいな感じでしょうか。海の底にこんなのがあるってすごく不思議。 海から生まれた生き物たちの分類図。むずかしい(本音)。 古代の魚たちの化石です。恐竜博で知ったのですが、化石の発掘技術が発展し、より一層分かりやすい、見やすい化石が増えているようです。そして最後には生きた化石と呼ばれるシーラカンスのホルマリン漬け…でいいのかな?それが置かれています。結構大きかった。化石と見比べると本当に変わっていないのが分かります。どうして進化しなかったんだろうね。 そして次は近代の魚、主に日本に生息する魚類たちの展示がありました。ホホジロザメとメガマウスでっかい。その隣にはクジラの展示もあったんですが大きすぎて撮れなかった。あと撮影禁止でしたが巨大スクリーンに深海の巨大な生き物の映像が流れていました。ダイオウイカやっぱでかいわ。 なんか気になっちゃった魚。上に目がある…? 海繋がりということで、科博が過去にクラファンで行った、古代の人たちはどうやって海を渡ったのか、というプロジェクトも展示されていました。これ石斧を使って一から削り出したらしいですよ。どんだけ時間かかったんだろう。 無人探査機のハイパードルフィンくんです。めちゃくちゃいかつい!メカ好きにはたまらないものがあります。無人なのでかなりコンパクトにまとまっています。これが本当に海に潜ってるんだなあ。至る所に傷があり、経験の多さを物語っています。 なんと深海の素材から金などの資材を作るプロジェクトもあるそうです。これぞ現代の錬金術。これが本格的に利用できるようになったら世界が変わるんじゃなかろうか。海の資材ってすごい。海には今もまだ解明されていない、誰も知らない秘密があるってすごいロマンがありますよね。 今回の展示で一番びっくりしたのがコイツです。イワシなのにヨコヅナですよ。イワシって魚に弱いって書くんですよ。それなのに二メートル半あるとかってもうイワシじゃないじゃないですか。名前に偽りありじゃないですか。展示されている個体も130センチくらいはあったんじゃないかな。もうこれイワシじゃねえよ。 そして現在レッドリストに入っている海の生き物たちの展示。マナティかわいい。レッドリストに入っているのにウナギ食っちゃう日本人って業が深いですよね。でも美味しいから…。 こちらは海洋汚染に晒されたサメらしいんですが、ぱっと見どこらへんが汚染されているのか、説明にも書いてなかったので分からなかったです。ごめんね。 最後の方には汚染された海の解説がありました。投棄されたゴミも置かれており、またこんな感じでゴミで作った美術品もありました。思ったより色んなゴミがあってびっくりした。それからショップには、このようなゴミを再利用したアイテムが売られていました。みんな海は綺麗にしような! それから最後の方にダッシュ海岸のこともありました。時間が経てば生態系は戻ってくる、という検証映像が流れていました。つまり汚染された海も、それを除去すればいずれは自然の力で元に戻るということです。今は無理でも、少しずつゴミを無くせば、綺麗な海は戻ってきます。 今回は子供向けというのもあって、物凄く分かりやすく、でも切実に海の大切さを語る良い展示だったと思います。あと「ダーウィンが来た」で見たと言うお子様が物凄く多かったので、ダーウィンって相当な影響力あるんだなって実感しました。混んではいたものの、総合的にとても勉強になる、楽しい日でした。 PR