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ご飯とかお出掛けとか推しとか何か色々。

歌仙兼定を見に行ってきました。

どうも菌です。今回は歌仙兼定を見に行ってきました。今回は主催の永青文庫さんがかなり気合を入れてコラボ等を行っているみたいなのでとても楽しみです。というわけで、朝から目白駅へ向かいます。気合を入れすぎてしまったのか、開館よりもかなり早く来てしまったので、ちょっと寄り道をしていくことにしました。ちなみにこの日はめちゃくちゃ蒸し暑かったで、涼をとりたいというのもありました。

 というわけで訪れたのは、すぐ近くにあるホテル椿山荘です。名前は以前から知っていたのですが訪れるのは今回が初めてです。というより、目白駅に降りること自体が初めてでした。あまりにも豪華すぎるホテルの内装にビビって、ソファーに座ることすら躊躇してしまうレベルでした。あと廊下でアロマがたかれていました。めちゃくちゃいいにおいだった…。
 本当はホテルでオシャレに朝食でもしたかったのですが、一番安いモーニングですら3000円という値段に目玉が飛び出そうになったので止めました。貧乏人にはちょっとつらすぎる。というわけで今回は素直に諦めました。お給料日直後なら、何とかなるかなあ…。
 そのあとはホテルの目の前にあるカテドラル関口教会へと行ってみました。何でもとても珍しい様式の大聖堂が見れるとか。ちなみに中の大聖堂は撮影不可だったので、ポストカードを購入しました。
 自分はキリスト教徒ではないし、あまり教会というものに縁が無かったのですが、内部はとても広く綺麗でした。特に中央の祭壇と、背後にある巨大なパイプオルガンが素晴らしかったです。中に展示されている彫刻や洗礼室などもここの長い歴史を感じさせるものでした。

 購入したポストカードです。中はこんな感じで、屋根も十字型になっています。ちなみに一枚100円くらいなので、中を見学させて頂いた分の寄付としてもちょうど良いかもしれません。お土産にもなりますしね。

 外に関しては撮影不可では無かったので、何枚か撮影させて頂きました。下の洞窟のようなものは、フランスのルルドという、由緒ある洞窟をそっくりに作ったものだそうです。
 教会を見学し終わったら、ちょうどよく永青文庫の開館時間になったので、そそくさと向かいます。その日は平日でしたが、結構人が多かったです。入口にてチケットを購入し、いざ歌仙の元へ向かいます。彼が待つのは一番上の階なので、そこまで階段で登って行きました。刀剣が展示されているブースはやや混んでいたものの、10分弱くらいで歌仙まで辿り着けました。
 実際に見た歌仙はとても綺麗でした。ですが良く見てみると細かい傷がたくさんあり、名前の由来であるエピソードを髣髴とさせてやっぱり彼の主は色んな意味で凄かったんだなあと、そんな感想を抱いてしまいました。きっと研ぐだけでは直せない傷なんだろうなあ。拵えもあまり見たことが無いオシャレなもので、しかも忠興本人が作成を指示したものだとか。歌仙の雅と風流を愛するところはここら辺から来ているのでしょうね。
 ちなみに歌仙以外で気になった刀は海賊と呼ばれる太刀です。やっぱり刀は豪快で大き目がいいですね!自分はそういうのが大好きです。しかし、何故海賊って呼ばれているんだろう。不思議です。
 歌仙や他の刀剣、そして細川家の逸品を楽しんだので、永青文庫の入口で作品保護のための寄付をしました。一口500円からで、寄付をした人には歌仙や細川家所蔵の刀剣シールがもらえるそうです。このシール、ものすごく凝っています。永青文庫の本気が見られるので、是非寄付をしましょう。
 ひとしきり永青文庫を楽しんだので、次は歌仙兼定のパネルがある新江戸川公園の松聲閣へと向かいます。ちなみにここ、永青文庫からだとかなり急な坂を降りなければならないので、かなり大変です。サンダルなどで行くのはちょっと危険なので、履き慣れた靴を用意した方がいいです。しかもその日は小雨も降ったりしていたので、なおさら危険でした。そうでなくても、この辺りは坂が多くて、かなり体力を使います。ご注意を。

 新江戸川公園と松聲閣の入口の写真です。公園は小ぢんまりとした規模ですが、とても綺麗に手入れされている印象でした。どうやら野鳥なども良く訪れるみたいです。もう少し天気が良かったら、ゆっくりと公園を散歩出来たのになあ。

 というわけで、歌仙とご対面です。今日の彼は松聲閣の二階に居を構えていました。パネルは想像よりも大きかったです。書き下ろしのイラストも綺麗で凛々しくかっこいい!このイラストがグッズになるようなので、とても楽しみです。

 水分補給と休憩も兼ねて、松聲閣さんでお抹茶を頂きました。添えられているお菓子は加勢以多っていう細川家が幕府にも献上したことがある由緒あるお菓子なのだそうです。かりんを使ったお菓子らしく、甘酸っぱくてとても美味しかったです。ごちそうさまでした。
 実は朝からご飯を食べていなかったので、そのままお昼を食べるべく「leckermaul」へと向かいます。ここは珍しいドイツのピザのような食べ物、フラムクーヘンを頂けるのだそう。これを食べるのは初めてなのでちょっとどきどきです。お店はやや小さめのスペースですが、天気が良ければお外も利用できるみたいです。しかも天気が悪かったので、店長さんが大丈夫だったかと声をかけてくれたり。とても優しい方でした。

 というわけでやって参りましたフラムクーヘンです!左側がアップルシナモン、右側がブラックフォレストベーコンです。このお料理は普通のピザとは違いチーズはいっさい使わず、敷いてあるソースはマヨネーズのようなものを使っているみたいです。生地はパリパリでとても食べやすくなっています。個人的に左側のアップルシナモンがめちゃくちゃ美味しかったです。ごちそうさまでした。
 今回はお財布の都合もありあまり出歩かなかったのですが、それでも充実した楽しい一日になりました。普段行かない場所に行くのは、探検に似ていて楽しいものです。次はスタンプラリーの時期に、再び永青文庫に訪れたいですね。椿山荘のアフタヌーンティーもおしゃれで良いと聞いたので、ちょっと興味があったり。というわけで、今回の日記は終わりです。お疲れ様でした。
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