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どうも菌です。今日は映画、神々の山嶺を見ました。超有名作家の夢枕獏先生の原作で、どうやら漫画や実写もあるらしいのですが、私はアニメーションの方を見ました。何故だろう、おすすめにあったからかな?かなり前から気になってはいたのですが、なかなか乗り気にならなくて今になってしまった。
舞台は1990年代あたりの山登りたちのお話。有名な登山家の幻のカメラから始まり、同じ山であるエベレスト登頂を目指していく。背景とかがあまり日本アニメっぽくないなあと思ったら、どうやらフランスで作られたアニメのようです。だからちょっといつもと違う感じがしたのかな。でも背景などはとてつもなく綺麗で、まるで絵画のようでした。ただ漫画通りのキャラクターデザインをしているからか、登場人物の顔が分かりづらい!重装備しているからなおさら分かりにくかったので、それだけ気になったかなあ。
お話も可もなく不可もなく、それでも引き込まれる、何だか不思議なものでした。死の危険に晒されても、知っている誰かが命を落としても、それでもなお山に登ろうとする。山に登る。ただそれだけ。理屈もへったくれもない、ただそこに山があるから登る。時代が変わってもそれは同じ。この映画の全てが淡々としているから、不思議に感じるのかもしれない。声優陣の演技もとても良かったのもあるかも。
自分は山登りの魅力は分からないし、恐らくこれからも分からない。でも命を懸けてでも達成したいことがあるのは素晴らしいなと思いました。タイトルの通り山を目指すのは、神様のお膝元に行くことなのかもしれない。そんな風に思わせる素晴らしい映画でした。楽しかった~。