金沢旅行に行ってきました。二日目。 旅行 2016年06月04日 どうも菌です。金沢旅行の二日目、最終日です。今日も色々なところを回りたいと思ったので、まずは金沢駅でバスの一日フリーパスを購入します。ただこの日は金沢百万石まつりの関係で、午後からのバスが不定期なもの…もしくはお休みになってしまうとのこと。なので、少し遠いところへは午前中で回らなければなりません。時間との勝負。 というわけでまずやって来たのが、武家屋敷跡と呼ばれる一帯です。その名の通り古くからある武家屋敷がたくさん並んでいる場所です。一部のお屋敷は有料ですが中を公開しているところもあるようです。 こんな感じの素敵な街並みがいっぱいです。すぐ近くに有料ですが家の中を見れるところがあったので、せっかくなのでお邪魔してみることにしました。ちなみに野村さんと言う方のお屋敷だそうです。何でも前田利家の直臣で、それからずっと前田家に仕えていたのだとか。 一言で表すと、もう最高です。このような格式ある日本家屋にはあまり来たことが無かったのでものすごく興奮しました。離れの部屋に興奮しない奴なんていない。お庭も苔むしてはいるものの、それが逆に趣あるように感じました。 ちなみにこちらの納屋には野村家ゆかりの品が展示されており、刀剣もいくつか飾られていました。ちなみにこれは清光の脇差だそうです。刀剣乱舞にハマってから、知っている刀工の名前があるとちょっと嬉しくなったり。 外がだいぶ暑かったので、水分補給も兼ねて野村家屋敷のすぐ隣にある、茶房工房「たろう」さんへお邪魔します。ここのお店は和菓子だけでなく、金沢の名物である水引のアクセサリーなども販売していました。というわけで、日本家屋の雰囲気を味わうために抹茶と和菓子を頂きます。とても美味しかった! 次は少し歩いた先にある高田家跡に来てみました。こちらは先ほどの野村家とは違い無料で公開されています。といっても、お屋敷などの類はなく、庭と馬小屋などがあるだけでした。それでも庭の素晴らしさと門の大きさから、きっとお屋敷も由緒あるものだったのだろうと想像できます。 次はまたバスに乗り、ひがし茶屋街へと向かいます。こちらは茶屋様式、と呼ばれる家屋がたくさん残されている街なのだそうです。京都にある街並みとよく似たもの、というとおおざっぱかもしれませんが、恐らく似たようなものだと思います。 やはり人気のある街並みだからか、土曜日だったからか、人が多かったです。こうやってあちこち探検しつつ歩くのはとても楽しいですね。ただとても風情のある街並みでしたが、こちらの予想よりも規模は小さかったです。もしかしたら京都などとは違い一部だけを残して、他は解体されてしまったのかもしれませんね。 ちなみにお店の中に黄金の蔵が置かれていたりしました。すごい!本当にまっ金金です。眩しかった。 バスのタイムリミットまでまだ余裕が少しだけあったので、どうしても行きたかった鈴木大拙館へ行ってみることにしました。ここは金沢出身の著名な仏教哲学者、鈴木大拙氏にまつわるものを展示している場所だそうです。自分は彼をまったく知らなかったのですが、彼の著書は海外にも翻訳されているのだとか。ちなみにここは基本的に撮影不可ですが、一部の空間のみ許可されています。 このような落ち着いた空間がずっと続いています。ここはとても静かで、聞こえるのは風の音と、揺れる木々と草の音、そして水の音だけでした。バスまでの時間ぎりぎりまでゆっくりしたものの、やはり時間に縛られてしまうのは良くないですね。近くに大きな公園もあるようですし、次はもっと余裕を持って訪れたいものです。本当にもう一泊したかった…。 バスの時間が迫っていたので、鈴木大拙館をそそくさと後にし金沢駅へ戻ります。すると駅の側ではすでにお祭りの準備が着々と進んでいました。 この大太鼓にすごくマッドマックスみを感じる。 お昼はどうするか迷ったのですが、せっかく金沢に来たので金沢カレーを食べるために「ゴーゴーカレー」さんに来ました。私はカレー大好きで毎日カレーを食べても大丈夫な人間ですが、金沢カレーなるものは今日生まれて初めて食べたりします。まずスプーンではなくフォークで食べることに驚きました…。でもとても美味しかったです。ゴーゴーカレーは都内にもあるので、今度また行ってみようと思いました。 そのあとは時間まで加賀百万石まつりをずっと見ていました。やや見辛いものの、いいポジションを確保できたのでとても楽しめました。あれだけ大規模のお祭りはそうそう体験出来ないので、とてもいい経験になりました。あと、北陸と関東では獅子舞などの大きさが全然違ってびっくりしました。利家役の袴田吉彦さんを間近で見れたし、とてもとても楽しかったです。 お祭りを楽しんでいたのでおやつの時間にはやや遅いですが、小腹も空いてきたので「FUMUROYA CAFE」さんに来ました。生麩を扱っているのが珍しかったので、生麩ぜんざいと加賀棒茶を頂きました。加賀棒茶美味しい。すっかり虜です。生麩もおもちとは味がやや異なるものの、もちもちして美味しかったです。 そのあとはお土産を購入し、無事に新幹線に乗り込み関東へ帰ります。今回は一泊でしたが、次は二泊して訪れたいなあとひしひしと感じました。でも行きたいところはだいたい回れたし、偶然ながらも加賀百万石まつりも楽しめたので、それは幸運かなあと思います。ここのところ続々と刀剣が展示されているので、行きたいところがいっぱいで嬉しい悲鳴です。自分の財布に上手く折り合いをつけて、色んなところに行きたいものですね。ではでは、今回もお疲れ様でした。 PR