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ガウディとサグラダファミリア展に行ってきました。

どうも菌です。今日はガウディとサグラダファミリア展に行ってきました。真夏日だったのでちょっと不安もあったのですが、朝一で入ったので、まだそこまで暑さを感じずにいることが出来ました。かなり行きたかったので、行けて本当に嬉しかったです。大人気のイベントらしく、自分たちがグッズを買って出た頃にはめちゃくちゃ行列が出来ていました。日曜日だというのもあったんだろうけど、物凄かったです。

 重文展とは違い、今回は出口側が入り口になっていました。全部で4章構成になっており、3章は撮影可となっていました。1、2章はガウディの設計図や実際に使用したもの、彼が参考にした本、建物のミニチュアなど、様々な展示がありました。
 ガウディの設計図はあまりにも細かく、それでいて精巧なものでした。絵画としても素晴らしい。当時はコンピュータも無いので、自分で計算しているのだろうけれど、それにしても物凄い。良く言えば几帳面、悪く言えば物凄い執着という感じでしょうか。
 ただ、スペースの関係か絵と絵の間隔が凄く狭い。その上部屋自体もそこまで広くないので、身動きできないときがたくさんあったり、そもそも人が多すぎて入り込むことも出来ない場所もありました。他のイベントでは混んでいても展示が何とか見れるチャンスがあったのですが、今回に関してはまったく駄目でした。そこだけは改善して欲しいなあ。時間指定が無いのも痛いかもしれない。それ以外はとても素晴らしかったです。
 
 サグラダファミリアでの建築の参考になった模型と、実際に置かれている彫刻です。ガウディ自身が作成したものが、3章ではたくさん置かれていました。

 1/100の完成模型図。マリアの塔とイエスの塔は現在建築中なので、これは予想図になります。物凄く細かく作り込まれており、さきほどの模型なども肉眼で確認できます。

 ガウディ自ら手掛けた燭台。これが置かれている地下聖堂が一番最初に出来上がったため、未完成でありながら誰でもお祈りが出来るシステムになっているそう。
 
 こちらは内部の模型です。特徴的な柱などが分かりやすく見れます。
   
 ガウディやその弟子たちが作り上げた模型たち。色の濃い部分はガウディ自身が作ったものですが、スペイン内戦などで破壊されてしまい、弟子たちが必死に修復をしたそうです。修復には相当時間がかかったらしく、何故現在も未完成なのかを如実に訴える証拠の数々、という印象を受けました。
     
 ガウディが発見、発明した柱の数々。どうして段々筋が細かくなっていくのか、自分には説明が難しいのですが、分かりやすい映像や数学が得意な方向けの数式などが並んでいました。これをコンピュータが無い時代に考えたの凄すぎる。ただただ奇妙奇天烈なデザインをしているわけじゃないというのが分かりました。
  
 屋根やその頂点に飾られる装飾品たち。星形のものはマリアの塔のものだそうです。その後にはガウディに影響を受けた建築家たちや、最新のサグラダファミリアを4Kで撮影した映像が流れていました。ただただ美しく、そして神秘的で、素晴らしかったです。完成したら本当にどうなってしまうんだろう。とても楽しみです。ガウディという素晴らしい建築家をちゃんと知れて本当に良かった。そんな感じ。
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