新北斎展に行ってきました。 お出かけ 2019年02月08日 どうも菌です。今日は森アートギャラリーで開催されている北斎展に行ってきました。北斎の版画などは別の美術館で数点見たことはあるのですが、こんなに大規模なものは初です。ちょっとFGOに復帰していたのもあってとても楽しみでした。 入り口。もちろん中は撮影禁止です。こうやって大きく引き伸ばされても見劣りしないのがすごい。中はまだ無名の頃から晩年、それこそ亡くなる寸前までの作品がずらりと展示されていました。すごく見たかった富岳三十六景も東海道五十三次も見れました。すごい!版画の良いところはいくつも作品が残る可能性があるところですね。 あと雅号の変わり様が面白かったです。簡単に弟子などに譲っちゃったりするので、あまりこだわりが無かったタイプなのでしょうか。それからFGOでおなじみのお栄さんこと葛飾応為のことも多少ですが触れられていました。 作品に関して言えば、流行や好みに合わせて本当に色んな描き方を時代ごとにしていて、まるで別人の作品にも見えるのがすごかったです。晩年に猫すらまともに描けないとぼやいていたエピソードも含め、探求心の塊だったのだと思います。とても見習いたい。今度は葛飾区にある美術館にも行きたいなあ。 唯一のフォトスポットをぱちり。なんとこれ、組み立て式のおもちゃなんです。切り取り線や糊付け部分などもきちんと描かれていました。この時代にもこういう遊びがあったのは驚きでした。北斎以外にもいろいろと勉強になるとても楽しい展示でした。 PR