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ご飯とかお出掛けとか推しとか何か色々。

日本号を見に行ってきました。二日目。

 どうもこんにちは、菌です。福岡旅行も無事に二日目を迎えました。今日は福岡城から福岡市美術館へ行き、そして今回の旅のメインイベント、福岡市博物館へ向かいます。本当は福岡城からすぐに博物館へ向かっても良かったのですが、すぐ近くに美術館があるそうなので行ってみることにしました。こういう時じゃないと絵を見るチャンスなんてそうそう無いですしね。というわけで博多駅のバスターミナルから、バスに揺られつつ福岡城へ向かいます。
 音楽を聞いたりツイッターをチェックしたりしつつしばらくバスに揺られると、第一の目的地、福岡城に到着です。こちらは天守閣などは現存しておらず、石垣や堀、櫓などのみが残っているお城なのだそうです。あまり坂を歩き慣れていないオタクにこの急な坂道はつらい…けれど上へ上へ進みます。側にある石垣がものすごく急で、これ本当に上れるんだろうかってちょっと思いました。
    
 いくつかの坂や階段を上り、天守閣跡に到着です。とても高い!福岡が一望できます。遠くにはヤフオクドームや福岡タワーが見えます。恐らく同じ方向に博物館もあるはずです。こうやって目視で見ると結構遠いですね。
 しばらく周辺の景色を楽しんでから、そそくさとすぐ側にある多聞櫓へと向かいます。といっても、すぐ側なのですが。
  
 この多聞櫓と呼ばれる櫓は、黒田長政の時代から現存ししている櫓で、国の重要文化財にも指定されているものだそうです。こちらの外観はいつでも見れるのですが、櫓の中は期間限定でしか公開されていないのだそう。写真で見る限り、小さな部屋に区切られているみたいです。写真だとちょっと見辛いかもしれないですが、瓦にも黒田の紋が使われていたりします。とてもおしゃれ。
 城外からだとこんな眺めになります。確かにあの高さから石とか落とされたらたまったもんじゃないですね。
 そして次は第二の目的地、博多市美術館に向かいます。この美術館は博多城の目の前にあり、道路を渡ってすぐの場所にあります。どうやら今回は企画でモネの作品を展示している模様。人気の画家なのですぐに入れるかなあと不安になりつつも、チケットを購入し展示室に向かいます。土日だったにも関わらず、思ったよりもすんなり入れたので、ちょっと安心しました。
 正直な感想を言うと、とても良かった!来て正解だったなあと思いました。やはり著名な画家なので多少は混んでいましたが、すし詰めでぎゅうぎゅうになるようなことは無かったです。あれだけ間近でモネの作品を見れる機会なんて、関東では滅多にないと思います。ラッキーでした。ここでモネの絵ハガキを購入し、少し館内を散策してから博物館へ向かいます。博物館に向かうバスの停留所が分からず、20分ほど歩きまわってしまったのはここだけの話。
 紆余曲折あったものの、無事に博多市博物館に到着です。想像より規模が大きい!とても歴史を感じさせる広さと造りです。先に売店で日本号のクリアファイルを購入し(ポストカードは売り切れてた)、とりあえずどれくらい並んでいるか見てみます。するとそこにはものすごい長蛇の列が。ちょうど国宝であるへし切り長谷部の展示日と重なっているからか、展示室をぐるりと囲むように人が並んでいます。職員さんに待ち時間を聞いてみると、だいたい三時間くらいかかるとのこと。昼食を食べてから並んでも閉館までには何とか間に合いそうなので、先に館内に併設されているレストランで食事をとることにしました。単独なので空腹で倒れたら元も子もないですからね。というわけでレストランへ。
 博物館のレストランはエントランスの真上にあり、ガラス張りの開放的な空間になっています。思っていたよりも広く、結構な人数が入れそうな規模です。一人用の窓辺の席からは外の景色が良く見えますが、逆に日当たりが良すぎてちょっと暑いくらいでした。
 そしてやって来ましたエビフライのカレーです。こいつ本当にカレーばっかり食ってるな。エビフライはとてもサクサクだし、ボリュームもあるし、薬味の種類も多いし、とても美味しかったです。他にも日替わりのお弁当などもあるようなので、今度訪れる機会があったらそっちも食べてみたいなあ。
 満腹になり気力も充実したところで、意気揚々と入場券を購入し列に並びます。自分も含めてやはり審神者であろう若い女性が目立ちます。歓談していたりはしてましたが、特に目立った騒ぎも無くみんなマナー良く並んでいました。他には長谷部目当てであろうご老人や家族連れなどもいました。
 しかしひとりで三時間並ぶのは想像以上に大変です。もっと暇つぶし出来るものを用意すべきでした。あとどうしてもトイレの問題も付きまとうので、今度は誰か同行者がいてくれた方がいいかなあとも思いました。まあ、そこらへんの過ぎた後悔は置いといて。言われた通り三時間弱待ち、ようやく日本号とへし切り長谷部との対面です。
   
 陳腐な感想ですが、とても綺麗でした。龍の彫り物も、柄の細工も、何もかもがとても綺麗でした。武器とは思えない。へし切り長谷部は自分が思っていたよりも小さいな、と思いました。今までは槍や太刀を見る機会が多かったので、打刀をあまり見たことが無かったからかもしれません。しかしこちらも拵えなどの造りがとても綺麗でした。見に来て本当に良かった。とても満足です。これで念願だったすべての三名槍を見ることが出来ました。
 列から離れてしばらく鑑賞した後、他の展示室へ移動し、常設展なども回ってきました。他の展示も恐ろしいほどの情報量だったので、最後まで見れるよう時間調整のためさらりと駆け足で見たのがとても残念でした。今度は一日かけて来たいなあ。それくらい充実していました。
 博物館の閉館時間も近付いてきたので、すぐ近くにある福岡タワーまでぶらりと歩きます。せっかくなので、福岡タワーにも登ってみることにしました。ここは地上と展望室の間が空洞になっているらしく、高さが200メートル以上あるにも関わらず、階数的には5階までしか無いのだそうです。
 
 ちょうど夕焼けの時間だったので、いい感じの写真が撮れました。そして何やら眼下でおしゃれな空間を発見したので、タワーをぶらぶらと観光した後そこへ向かってみました。
 あまり意識していなかったんですが、ここは海のすぐ側だったんですね。先ほどタワーで見つけたおしゃれな空間は結婚式場だったようです。建物の周囲を眺めることは出来たのですが、敷地内に入れるのは見学希望のカップルのみなのだそうです。もちろん自分は独り身なので、外観を気が済むまで撮影しまくりました。ここも結構人がいたので、もしかしたら有名な観光スポットだったのかもしれないですね。
 そろそろ日が暮れて寒くなりそうなので、そそくさとバスターミナルへ戻り博多駅まで戻ります。今日もたくさん歩いた。とても楽しかった!晩御飯はせっかくなので、一蘭のとんこつラーメンを頂きました。注文の仕方に戸惑ったけど美味しかった。ホテルの大浴場でまったりとくつろげたし、今夜はぐっすり眠れそうです。
 というわけで、福岡旅行二日目も無事に終了です。明日は昼過ぎに新幹線に乗り、関東へと帰ります。なんだかんだ長いようで短かった。というわけで、今回の旅日記はここまで。お疲れ様でした。
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