[PR]
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
どうも菌です。タイトルそのまんまですが、久しぶりルパンレンジャーVSパトレンジャー(以下ルパパト)の映画を観たのであー凄く良かったなーという感想を文章力の向上も兼ねて書こうと思います。
ルパパトはそのタイトル通り盗みを働き逃げるルパン側とそれを追いかけるパト側の対立を主軸に、ルパン側が狙う「お宝」を持つギャングラーとの戦いを描いた戦隊作品です。ルパン側は様々な事情から傍から見れば盗みという悪事を働きながらも、パト側にはそれを悟られぬよう普段は一般市民を装い生活しています。他にもルパン側にもパト側にも色々深い事情があったりするのですがネタバレになるし長くなるので敢えてここでは略します。もう二年くらい前の作品だし。
映画でとても素晴らしかったのが、普段は対立し絶対に共闘しない(意図せず共に戦う展開はあった)二つの戦隊が、無理なくきちんとした事情で利害が一致したため互いに休戦し、第三勢力のギャングラーを倒すため共闘するところでした。劇場版で共闘すると言えば呉越同舟したゲキレンジャーを思い出させます。同時上映の電王の影に隠れがちだけどあれも凄く良い映画だったので機会のある方は観て欲しいなあ。想像以上に香港映画してるぞ!
それから映像面でも新しいカメラワークを模索しているのが良かったです。堅実に戦うまさに警察らしいパト側と、ワイヤーを使ったトリッキーな動きをするルパン側の戦闘スタイル、そしてそれを翻弄するギャングラー。人によっては見辛いとも取れるかもしれませんが、私はそれが新鮮でスタイリッシュで良かったなあと思いました。ちなみにいわゆる追加戦士の高尾ノエルも登場しますが、短い出番ながらインパクトを残すアクションをしてくれます。今思えばこれくらいは序の口だった(中の人含めて)。あんなに動けるとは思わなかった…。
それから一番良かったのが巨大戦です。ルパパトは合体ロボの中心核であるグッドストライカーがいますが、一体しかいないため、ロボに変形するのはどうしてもどちらかだけになってしまいます。ですが今回はその仲間?であるジャックポットストライカーが現れたため、初のロボ戦でも共闘が出来るようになりました。しかも照明が映える夜戦での戦い!ロボ戦でもそのカメラワークは健在で、地上のパト、空中でルパンが目まぐるしく動き回ります。ルパンレックスはすべてCGで描かれていますが、スーツのパトカイザーと並んでもまったく違和感を感じない質感でこれも素晴らしかったです。満月を背に赤い翼を開き、ファンネルを伴って突っ込んでいくルパンレックスがめちゃくちゃカッコいいんだなこれが!たぶんあの構図が嫌いなオタクはいないと思う。私は大好きだ。
最後にゲストのエルリックを演じたココリコ田中さんもとても良い演技をしていて良かったです。他の俳優、声優さんにも劣らぬ素晴らしい演技力でした。お笑いの方って基本的に演技が上手い気がする。やっぱりコントとかでキャラクターを演じるからですかね。それから後で調べて知ったんですがエルリックってホームズの別名なんですね。ウィルソンもワトソンの別名だってこれで知りました。今ならアマゾンプライムで見れるし30分くらいの短さなので、サクッと楽しめる良い映画なのでみんな見よう!そんな感じ。