素晴らしき、きのこの世界を見ました。 感想 2023年05月11日 どうも菌です。昨日はツイッターで流れてきて気になった「素晴らしき、きのこの世界」を見ました。この前の毒展でベニテングダケちゃんが気になっていたのもあって、ちょっと興味が湧いて来たのです。そもそもあだ名が菌というのもありますし。そんな軽い気持ちで見てみました。 最初は菌類がどうやって世界中に根を張って来たのか、その生態のメカニズム等を説明してくれます。ですがその説明する人たちがいわゆる屈指の菌類オタクなので、どちらかというともう菌類を愛して愛してやまないために、冷静でありながらめちゃくちゃ語りまくるという、どこか我々に近いものを感じてしまいました。まあそうだよなどのジャンルのオタクもそんなもんだ。 しかし世界は度々菌類によって救われているというのは過言ではないと思います。あのペニシリンだって菌類から生まれたものですからね。今やあらゆる科学において、自然から生まれた菌を使う計画が進められている、というのも理解できます。でも最後の幻覚作用に関しては首をひねってしまいます。文化が違うというのもあるかもしれません。それなら死に対して安らぎを与えるのではなく、ガンに効く菌とかもありそうな気がしちゃいますけどね。分野が違うのでしょうか。あるけど研究途中なのかも。 とにかく映像は丁寧で綺麗でとても圧巻でしたが、集合体とか死骸とか見るのが苦手な人はちょっと避けた方がいいかもしれません。グロくはないけど菌によって崩れていくのを見るのが駄目って人はいそうな気がする。その関係上、虫も多く出て来るので、見るのも嫌な人は気を付けた方がいいです。ですがそれが大丈夫な人は、見てもいいかもしれません。菌類という未知の存在を知るにはちょうどいい映画だと思います。そんな感じ。 PR