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ご飯とかお出掛けとか推しとか何か色々。

乳がん手術を無事終えました。


 どうも菌です。少し前ですが23日に乳がんの摘出手術をしました。親に聞いたところ特にトラブルも無かったそうです。手術のせいなのか元々身体の自律神経がポンコツだからか分かりませんが、まだちょっと熱っぽいですがまあそれ以外はかねがね元気です。なので手術前後のことを日記に書こうと思い筆を取りました。オンラインだけどな。



 まず手術前日。シャワーのときに脇毛を剃ります。もし脇のリンパに異常があった場合、それも摘出するためだそうです。久しぶりだし失敗したらやだなって思ってまず左側をやったら予想通り失敗して血だらけになりました。看護師さんにあらまあって言われたわよ。手術する右側は成功して良かった…。


 あとは21時以降は食事禁止、水分は良しとのことでした。これは体調とか手術する時間帯で変わるみたいです。現に自分のときも直前まで水が飲めるかコロコロ変わってました。それから寝る前に睡眠剤と下剤を飲みます。あとは普通に寝るだけ。


 そして手術当日。まずもう一度患部を詳しく見るために造影剤を注入してMRIなのかな?それに通されました。それから手術室へと向かいます。手術棟はまだ造られて間もないのか物凄く綺麗でした。ほんとにトップバッターだったので、自分の後に手術を行うであろう先生方がずらりと並んでました。ちょっとテンション上がった。


 手術室もドラマとかで良く見るものとほとんど変わらなかったです。本当にでっかいパネルで脈拍とか表示されてる!めちゃくちゃテンション上がった。そして手術台に寝転がると足元には身体を冷やさないためか電子毛布みたいなものをかけてもらいました。そして先生が私の顔を覗き込みます。何言うのかと思ったら、書類を見せて


「ごめんね菌さん、この(手術に関する)書類、全部令和元年になってた」


さすがに笑った。大事な書類なのは分かるけど今ここで言うことなん!?てなりました。すげえ面白すぎて助手さんとかも笑ってました。で、改めて手の甲に点滴をし、麻酔を入れていきます。


「菌さん、眠いの入れますよー」


 その言葉の直後に目覚めると病室だった。ほんとに何にも覚えてない。酸素マスクの管を外したことすら気付かなかった。酒タバコをやらない人は麻酔が効きやすいと聞いたけどここまでとは思わなかった。そしてここからが本当の地獄。


 酸素マスクの管が喉に通っていたので、どうしても傷がつくので喉がめちゃくちゃ痛い。呼吸は何とか出来る。尿カテーテルは違和感無かったです。それから一番きつかったのがエコノミー症候群防止のためにふくらはぎにつけられた機械。圧縮して血液を強制的に送り込むんだけどそれが凄く痛い。あと麻酔でずっと眠っていたのもあって夜になっても眠れない。あんまりにもきつかったので足の機械は夜中に外してもらいました。


 ちなみに酸素マスクは当日の夕方あたりに取れました。水分も口を濡らすくらいはオーケーでした。点滴もしてもらってたけどやっぱり喉が乾くのでそれは有難かった。


 手術の次の日には、食事も出来るようになりました。でもまだ喉が痛い。鼻をかむと血が出るくらい。尿カテーテルも取れ、看護師さんに付き添ってもらって歩行練習を行い、シャワーも浴びれました。夕方の回診で手術の担当では無い先生が来て術後経過を診てくれました。血も出てないし、縫合部分も綺麗とのこと。塗った糸は自然に溶けるので、抜糸しなくてもいいそうです。


 次の日。退院の話を急に出され、仕方なく親に連絡し迎えに来てもらうことに。まさかこんなスピード退院するとは思わなかった。担当の先生とはもう少しゆっくりしてから退院しようという話をしていたのでめちゃくちゃびっくりしました。今の医療って色んな意味で凄い。


 そんな感じで、今は実家でのんびりしています。体力がなかなか戻ってくれなくてつらいですが、手術後はこんなもんだと親に言われたので、もう少しのんびりしようと思います。もう一度言うけど乳がんは早ければ早いほど治療が楽だからみんな検査はちゃんとしような!!!以上、初期乳がんを患った人間の日記でした。

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