どうも菌です。夏季休暇に御手杵を見るために結城市まで遊びに行ってみました。2月に運良く蜻蛉切を見に行く機会に恵まれたのですが、御手杵に関しては見に行くチャンスがなかなかめぐって来なかった。御手杵の方が近いのに。なので思い立ったが吉日!という感じで家を飛び出しました。いつも通りノープランです。
菌の自宅から結城市までは3時間弱です。どうしても乗り継ぎ電車を待つ都合で、時間がかかってしまいました。県的にはお隣なのに。
なんだかんだしつつ電車に揺られ、結城駅へ。良くも悪くも郊外に良くある駅と駅前だなあって思いました。夏休みとはいえ平日だったので、人は思ったより多くなかったです。あと道路が広い!
新しく手に入れたスマホくんを使って、あらかじめ調べておいたルートを歩きます。時折年代を感じさせる蔵が結構ありました。何かイベントもやっているようだったので、休日はまた違った結城市が見れたかも。残念。

というわけでてくてくと歩き続けて結城蔵美館に到着。自分の想像ではもう少し大きな建物かと思ってたのですが、少し大きめの蔵といった外観です。看板もちょっと小さめなのでちょっとびっくりしました。中に入るととても気の良さそうなおじさんが親切にここの説明をしてくれました。一応撮影の許可を頂いてから、奥にあるもうひとつの蔵へ向かいます。
で、念願の御手杵とのご対面です。でかい。すごくでかい。蜻蛉切のときは先端の刃のみの展示だったので、柄を含めた槍を見るのは御手杵が初めてでした。こんなのを一人の人間が振り回せるんだろうかって今でも思います。しかも鞘もひたすら大きくて重そう。人間って無限の可能性を秘めているんだなあ。
許可も頂いたしここぞとばかりに写真を撮りまくり、御手杵の木版も購入。昼食がまだだったので、先ほど説明をしてくれた親切なおじさんにここらへんで美味しいうどんかお蕎麦のお店が無いかと聞いてみたら、「赤ざわ」さんがおすすめとのこと。なのでおじさんに礼を言い、蔵美館を後にします。

不安になりつつも無事に「赤ざわ」さんに到着。どうやら名物のおうどんはお土産だけとのこと。仕方なくお蕎麦を注文。後で調べてみて分かったのですが、以前にテレビの取材も入った有名店だったそうです。手打ち蕎麦めちゃくちゃ美味しかった。
そのあとは近くにある御手杵パフェを出している真盛堂さんへ。とても綺麗な和風カフェで、自分は二階へ通されました。とても広々としていて明るく、しかも涼しい。そこでさっき会った先客の姿を見かける。やはりみんなルートは一緒か。店員さんに御手杵パフェ(さくらんぼ抜き)を頼みます。さくらんぼ食べれないんだ。すまんな。
で、来ました。来たのはいいけどお蕎麦を食べた後の胃袋には結構きつい。これ一人じゃかなりきついです。友人と一緒に食べることを強くお勧めします。残すのは申し訳ないので、お茶を飲みつつゆっくりと味わう。とても美味しかったです。帰りにゆでまんじゅうをお土産にしたかったんですが、今回は電車なので保存もろもろの理由で諦めました。涼しくなったら買って帰りたいなあ。
そのあとは駅まで戻り、すぐ側にある結城市民情報センターの中にある物産センターへ。平日だったからか自分以外いませんでした。せっかくなので結城紬の小物が欲しいなーと思いつつ物色。可愛らしかったので、くるみボタンとがまぐちのストラップを購入しました。
最後にお土産を買ったとき、おばさんに「結城は初めて?」と聞かれたので「初めてです。槍を見に来たんです」と答えると、とてもとても嬉しそうに笑っていたのが印象的でした。こういうのあるとまた行きたいなあって思えるのでとても素敵だと思います。
あまり長い間いられませんでしたが、結城は穏やかでとても良いところでした。また涼しくなったら遊びに行ってみたいなあ。そんな感じです。