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織田有楽斎展を見に行ってきました。

どうも菌です。今日は父とサントリー美術館の織田有楽斎展に行ってきました。織田信長の弟で秀吉、家康に仕えたという人物だそうです。信長に兄弟はいたのは知っているのですが、こんな人物がいたのは初めて知りました。

 入り口の写真をぱちり。今回は会場内は完全に撮影禁止でした。内容的にはお茶関係が多いのかなあと思いきや、有楽斎自身の掘り下げと、彼に関係した人たちの手紙などが多めでした。本能寺の変から命からがら逃げだしたことで世間から批判の目に晒されながらも、それでも織田家の生き残りとして生きたということを初めて知りました。まああの時代は死が美学とされていたので、殉ずることもなく生き延びて批判されるのは仕方が無かったのかもしれません。ただ、彼が信長の弟として、秀吉や家康と協力して調停役をしていたのは素晴らしいと思いました。
 有楽斎は大名茶人という名の通り、かなり茶に関して詳しい人だったようです。手紙の中には茶の餞別をして欲しいとか、茶会の誘いの手紙なども多くありました。伊達政宗からの手紙まであるのはびっくりした。他にも前田家とか名だたる大名の名前や、今はトーハクで開催されている本阿弥光悦に関する展示もちょろっとあったのがびっくりしました。
 それから狩野派の屏風も展示されていて、それが物凄く綺麗で素晴らしかったです。一スペースすべて使った大掛かりなものでとても良かったです。あれは一見の価値ありだと思いました。最初はどんなものだろうと思って行ったのですが、想像よりも有楽斎という人物を知れた素晴らしい展示でした。
 その後はミッドタウンをちょろっと散歩して、羊羹で有名なとらやさんに行ってきました。
 
 こちらでも展示があったので見に行ってきました。何だかんだミッドタウン周辺には来ているものの、とらやさんの店内に入るのは初めてです。
    
 めちゃくちゃ美味しそう!なので何個か買ってみました。小皿も凄いかわいいんだけどひとつ四千円でびっくりしちゃった。さすがとらや…。ミニスペースでは漫画で出て来た和菓子(主にとらやに関するお菓子)と、それにまつわる知識などが書かれていました。写真撮影もOKなので、記念撮影にもいいかもしれないです。なんだかんだミッドタウンには見るところが多くてとても楽しいです。また機会があったら行きたいな~。そんな感じ。
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ゴールデンカムイを見てきました。

どうもこんにちは、菌です。今日は友人と一緒にゴールデンカムイを見に行ってきました。なんと二日連続で映画です。体力ついてきた…?ガンダムもゴカムも凄く見たかったので、頑張って行ってきました。一応近所に映画館があるのはとてもありがたい。ついでにウルトラマンも上映してくれ。
 原作は始まった頃?に読んでいたのですが、映画はどこまでやるのかとか、まったく前情報は入れずに見てきました。何かもう物凄く丁寧に、キャラもきちんと漫画のイメージを守っていて、とんでもないクオリティの映画に仕上がっていてびっくりしました。白石が実写で動いている…!駆け足で網走監獄のあたりまでやるのかなと思いきや、本当に原作の最初くらいまでしかやらなかったのが逆に凄かった。このクオリティでやり続けるとしたら完結まであと何年かかるんだ…?
 杉元役の山崎賢人くんをはじめ、重要キャラを担う人たちの、ゴカムへの理解力と表現力が物凄かったです。ちゃんと重要な飯テロやギャグも、それでいてヒグマの恐ろしさも伝えてくる。とにかくこれ重要だろってポイントをきっちりと抑えているし、広大な北海道で撮影したからか、とにかくスケールがでかい。二百三高地の戦争シーンも大迫力でした。こんなに大規模な戦争シーンって最近無かったんじゃなかろうか。マイゴジも戦後だったし。
 それから個人的に推しである土方歳三役の舘ひろし様が最高に最強にカッコ良かった。これ以上ないくらいの土方歳三だった。この幕末の亡霊ヤバすぎるだろ。今回はあまり目立ってはいなかったものの、永倉役の方も原作そのままだったし、今後出て来るであろう変態
キャラたちをチラ見せしてくるのもずるかった。割と続きをにおわせる描写は嫌われがちですが、いい意味で続編を期待させる作りなのは上手いと思う。それも本編がしっかりと描かれているからこそできる技だと思いました。いやーホントに続き早くやってくれないかな。あのシーンとかあのシーンとかあの人とか色んな意味で出せるんだろうか。でもこのスタッフたちならやってくれそうな気がする。そう思わせる素晴らしい実写映画化でした。

劇場版ガンダムSEEDFREEDOMを見ました。

どうも菌です。今日は友人と一緒に劇場版ガンダムSEEDを見に行ってきました。18年ぶりの新作らしいですよ!もうそんなに経ってしまったのか。デスティニーって最後どうだったっけと必死に思い出しながら行ってきました。
 いやー、物凄く面白かった!キラがいい意味で年頃の少年らしくなってたし、アスランはなんかもう凄かったし、シンはひたすら可愛かった。時代の変化もあったのか、前半はちょっと種らしい不穏な空気があったものの、後半はそれをひっくり返す怒涛の勢いで凄かったです。何より作画がめちゃくちゃ綺麗すぎる。MSがCGで描かれているのでめちゃくちゃ動く!追いかけるのが大変なくらいでした。
 物語の基本はキラとラクスですが、アスラン、シンたちにもちゃんと焦点が当たってたし、今まで出て来たキャラクターたちもなるべく出せるだけ出す!って感じで、あーこの人いたいた!みたいなマニアにも楽しめる要素がたくさんでした。敵キャラたちもきちんとわるーく描かれているし、割とえげつないことをしてくれているので、倒す理由がきっちりしているので爽快感もある。まさかラクスと対になる男が出て来るとは思わなかったけれど、一応伏線はあったりしたようなのでそこは納得しました。最後までイングリットが報われなくて悲しかったな…。
 それからデスティニーでは不遇枠だったシンがもう鬼気迫る勢いで強くて、戦闘面に関しては主人公の名にふさわしい無双していてカッコ良かったです。チューニングされているとはいえ、唯一の旧型機で4体同時撃破とかアツすぎた。リアルな分身作るとかどうなってんだ。あとコイツ何も考えていない!に吹いてしまったのはお詫びします。でも面白すぎだよ…。それから守護霊ステラもこわかわいかった。あれきっとステラが出て来なくても守護霊いっぱい控えてたんだろうな…。恐ろしい男だよシン。ごはんいっぱい食べてね。
 恐らくキラとラクスの物語はこれで一旦終わりになりそうですが、他のキャラたちの物語もまた見たくなってしまいました。シンにはデスティニーがいるけど新型もつけて欲しかったなあ。このまま完結にしてもいいし、続いてもいいし、良い塩梅の終わり方だったと思います。凄く楽しかった!

本阿弥光悦の大宇宙と中尊寺金色堂展を見に行ってきました。

どうも菌です。今日はトーハクで開催されている本阿弥光悦の大宇宙に行ってきました。去年の告知からかなり楽しみにしていた展示だったのと、私は光琳が大好きなので、琳派の祖とも言われる人の展示をようやく見に行けるのでわくわくでした。
 ちなみに自分はそこまで光悦には詳しくなかったので、ほぼ前知識がない状態でした。知っていることと言えば、尾形光琳と縁がある、刀剣の鑑定のプロってくらいです。

 今回も平成館での開催です。下にちょろっと中尊寺のパネルもありますね。今回の展示はすべて写真撮影は禁止となっていました。まだ朝早くだったからか、そこまで人混みは多く無かったです。展示と展示の間のスペースがかなり広く取られており、ゆっくりと見ることが出来ました。
 彼が信仰する宗教、刀剣、書、器などなど、彼に関わる様々なものがありました。あんなに宗教に熱心だとは知らなかったので、新たな一面を知れてとても勉強になりました。脳卒中で手の震えがかなり酷かったのに、それでも書を続けていこうとする意気込みも凄いと思いました。それから展示されていた刀剣のひとつに刀剣乱舞でもおなじみの後藤藤四郎がありました。まさかこんな形で見れるとは思わなかった!多ジャンルで才能を発揮した力は、まさに大宇宙と言っても過言では無かったです。
 それから中尊寺金色堂展にも行ってきました。本館の一部分を展示スペースにしており、想像していたよりも小さく、しかも始まったばかりだったのでめちゃくちゃ混んでました。ただ国宝の伽藍や仏像は見応えがありました。入ってすぐの8Kの映像が綺麗すぎてびっくりした。あれは一見の価値ありです。混雑が凄かったので、もう少し落ち着いた頃にまた行きたいです。
  
 唯一のフォトスポットの金色堂のミニチュアです。父は本物を見に行ったらしく、これくらいの小ささだよと語っていました。思ったより本当に小さい。
 
 それから刀剣コーナーに行き、生の三日月宗近を見てきました!結構行列が出来ていたので、自分は横からそろっと見せてもらいました(正面から見る場合は並ぶ必要があります)。写しは昔イベントで見たことがあったのですが、本物は初めてです。めちゃくちゃ綺麗だった…!最後にとてもいいものを見れました。本阿弥光悦の大宇宙、物凄く良かったのでおすすめです。そんな感じ。

神々の山嶺を見ました。

どうも菌です。今日は映画、神々の山嶺を見ました。超有名作家の夢枕獏先生の原作で、どうやら漫画や実写もあるらしいのですが、私はアニメーションの方を見ました。何故だろう、おすすめにあったからかな?かなり前から気になってはいたのですが、なかなか乗り気にならなくて今になってしまった。
 舞台は1990年代あたりの山登りたちのお話。有名な登山家の幻のカメラから始まり、同じ山であるエベレスト登頂を目指していく。背景とかがあまり日本アニメっぽくないなあと思ったら、どうやらフランスで作られたアニメのようです。だからちょっといつもと違う感じがしたのかな。でも背景などはとてつもなく綺麗で、まるで絵画のようでした。ただ漫画通りのキャラクターデザインをしているからか、登場人物の顔が分かりづらい!重装備しているからなおさら分かりにくかったので、それだけ気になったかなあ。
 お話も可もなく不可もなく、それでも引き込まれる、何だか不思議なものでした。死の危険に晒されても、知っている誰かが命を落としても、それでもなお山に登ろうとする。山に登る。ただそれだけ。理屈もへったくれもない、ただそこに山があるから登る。時代が変わってもそれは同じ。この映画の全てが淡々としているから、不思議に感じるのかもしれない。声優陣の演技もとても良かったのもあるかも。
 自分は山登りの魅力は分からないし、恐らくこれからも分からない。でも命を懸けてでも達成したいことがあるのは素晴らしいなと思いました。タイトルの通り山を目指すのは、神様のお膝元に行くことなのかもしれない。そんな風に思わせる素晴らしい映画でした。楽しかった~。