忍者ブログ
ご飯とかお出掛けとか推しとか何か色々。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

かもめ食堂を見ました。

どうも菌です。今日はかもめ食堂を見ました。一時期物凄い話題になった映画だけど、自分は今まで見たことが無かったのと、アマプラでそろそろ配信終了らしいので見てみました。
 フィンランドで日本食を提供する食堂、という話だけは耳にしていたので、どんな話なんだろうと思ったら、物凄くゆったりとした、それでいて物凄くおにぎりが美味しそうな映画でした。
 特に大きな事件が起こることもなく、ただひたすらのんびりとしたフィンランドの景色と、ちょっとクセのある女性たちがご飯を提供していく。ただそれだけの映画。でもそれが凄くいい。監督のクセでもあるのか、たまに不可思議な映像もあるけれど、のんびりとした映画にはいいスパイスだったと思います。クセ強女性たちが何だかんだあって仲良くなる姿はいいもんです。あと日本大好き青年が最後までいい子だった。
 確かにこれを見たら北欧とかフィンランドに憧れちゃうよなあってちょっと思いました。フィンランド人にも色々あるけれど、それでも日本人よりも緩やかな時間を生きている。だから日本人が憧れるのもわかるような気がしました。まあ日本には日本の良さがたくさんあるけどね。そんな感じ。
PR

僕のヒーローアカデミア二人の英雄を見ました。

どうもこんにちは。今日は映画僕のヒーローアカデミア二人の英雄を見ました。見れば五年前の映画!ヒロアカってそんな長くやってたっけ…時間が流れるのが早い。若い頃のオールマイトがちょっと出て来る、彼の若い時代の相棒が出て来る、くらいだけ知っていたけど、結局見ずに終わってしまったので今回見てみました。
 若い頃のオールマイト、めちゃくちゃかわいい!(私見です)三宅さんの爽やかボイスも相まって凄い好みでした。彼がアメリカに渡ったときに出会い、ヒーロースーツなどでサポートしてくれたのがデイヴィッドさんで、彼は個性研究の第一人者なのだそう。そんな彼の娘、メリッサちゃんに招待されたオールマイトとデクくんが、今回の舞台となるIアイランドに向かう…というのがメインストーリー。
 基本的に活躍するのはいつものクラスメイトの面々ですが、インターンを終えたからなのか、以前よりもヴィランに対して冷静に対処してるなあというイメージを持ちました。かっちゃんたちとか轟くんはいつも通りな感じだけど。個人的に耳郎ちゃんが活躍してるのが嬉しかった!やっぱり索敵とかに対しては強いですよねあの個性。他の子たちにもちゃんと出番というか、活躍する場があって本当に良かったです。その場に巻き込まれた子たち全員で力を合わせよう!っていうの、本当に好きです。
 それからデイヴィッドさんはいつ頃からオールマイトの不調を知ってたんだろう。個性が減退してることにいつ気付いたかっていう時系列がちょっとわかり辛かった。オールマイトが島に来てから気付いたんじゃ計画を遂行するんじゃ遅すぎるので、前々から知っていたけど、データで見たら予想以上に酷かったってことなんでしょうか。最初は無個性のメリッサちゃんに何かするのかと思ってドキドキして見てました。彼女が無事でほんと良かった。無個性でもサポートなら出来る、って考えが立派過ぎて泣ける。両親の、お父さんの教育がしっかりしてたんだろうなあ。
 それから珍しく悪役の力ちゃんの声が聞けて凄い良かったです。こんなに分かりやすいヴィランなの久しぶりじゃない?そうでもない?最近あんまりアニメに触れてなかったので、逆に新鮮でした。個性もめっちゃ画面映えするものでラスボスに相応しかったです。デクくんもだけどオールマイトが無茶しすぎててこっちは不安でしょうがないよ。長生きしてくれオールマイト。デクくん泣いちゃうよ。でも彼のかつての全力を見れたのは本当に良かったなあ。健在だったころはあんなに強かったんだなあ。そりゃ犯罪率も減るわ。
 久々にヒロアカ見たけどめっちゃくちゃ面白かったです!ストーリーも映像も迫力満点で最高でした。最近はどうなってるんだろう。今度暇があったら読んでみようかな。そんな感じ。

棟方志功展に行ってきました。

どうもこんにちは菌です。今日は国立近代美術館で開催中の棟方志功展に行ってきました。何と我らが埼玉銘菓十万石まんじゅうのイラストを担当されている方です!初めて知った。私は名前を存じ上げなかったのですが、両親は知っているので、かなり有名な方だったようです。生まれる前だからなおさらか。

 いつもの通り入り口の写真を撮り損ねたのでフォトスポットを。荒々しくも独特の味わいのある画風です。あと結構かわいい作品も多かったです。ちなみに今回は映像を除いたほぼほぼ全部の作品が撮影可能でした。ありがたい。朝一で行きましたが、入口あたりが混んでいるだけで、さほど混雑はしていませんでした。大きな作品が多いというのもあると思います。それから年配の方が少し多かったように見えました。活躍していた時代もあるかもしれませんね。

 氏は最初にゴッホのひまわりに感銘を受け、油絵を始めたそうです。なので最初は油絵が多く、そこから版画の世界へと移っていったみたいです。油絵のキャリアは無いのに俺はゴッホになると言い出したり、子供の頃のあだ名がセカイイチだったりと、独特なキャラを持っていたようです。ただし情熱をもって活動していたからか、その才能は本物。
 
 油絵を描いていた頃の作品。まだ彼の独特の画風は出来ていません。版画を始めてからも、ちょくちょく油絵を描いていたみたいで、ちらほらと作品が置いてありました。戦時中は版画用の板を用意できなかったから、というのもあったそうです。
 
 彼は様々な宗教に興味を持っていたようで、日本神話やインド神話、果てはキリスト教まで題材にしたようです。キリストの版画の掛け軸なんて初めて見ました。版木があれば何枚も刷れるのが版画のいいところですね。

 仏陀の十大弟子の版木。レプリカではなく本物です。思ったよりも浅く彫られていてびっくりしました。
  
 戦時中はどうしても大きな版木を用意することが出来なかったため、油絵や水彩画、書などの作品を多く描いたようです。巻物のフォントが凄くかわいい。絵の中に文字を仕込んだり、さりげなくハートが混じっていたりと茶目っ気が溢れています。かわいい。
 
 めちゃくちゃ巨大な襖絵。片方は華厳松、もう片方は花々を描いたもの。豪快でいて荘厳、そしてもう片方は愛らしくと、棟方志功が持つ二つの面を惜しみなく出した素晴らしい作品だと思います。本当に大きかった。この松どうやって描いたんだろう。
   
 また氏は雑誌の表紙や挿絵、お菓子の包装紙のデザインなど、マルチに活躍していたようです。何度か切手にもなったみたいです。写真は載せないですが、ねぶた祭用の浴衣のデザインが凄く良かった!
  
 後半になるにつれ、作品はどんどん巨大になっていきます。大きすぎて会場の壁では貼りきれないほどだったらしいです。ヤバい。写真撮影は不可でしたが、作品を上から丈夫な紐で吊るしておくという方法を取っていた写真が残っていました。それを彫り上げるのも大変だろうし、刷るのも大変だろうし、棟方志功というヒトはかなりエネルギッシュだったのでしょう。ちなみに会場では彼の肉声を聞くことが出来ます。けっこう訛りの強いおっちゃんでした。

 幼少期に憧れたゴッホのひまわりの中にいる棟方志功。自分はゴッホになると宣言した男は、本当にゴッホになれたんでしょうか。本人は満足したのかなあ。でも彼の名声は世界にまで響き渡っているのは確かです。不思議なおじちゃんなんだろうなあと思って訪れ、彼の作品を見た結果、やっぱり棟方志功は不思議な面白いおじちゃんなんだと再確認しました。とても好きです。所用あってちょっと駆け足だったので、もう一回行きたいなあ。そんな感じ。

キュビスム展に行ってきました。

どうもこんにちは、菌です。今日は国立西洋美術館で開催中のキュビスム展に行ってきました。キュビスムと言えばかの天才、パブロ・ピカソが超有名でしょう。名前や作品は知っているものの、それを肉眼で見たことはほとんどありません。他にも有名な作家たちの絵が見れるので、父と共に行って参りました。
 
 入り口にあるフォトスポットとか。お天気があまり良くなかったのと、開場から少し遅れて入ったからか、ほとんど混雑はしていませんでした。並んでも入り口くらいでした。なので割とゆっくりと、ゆったりと作品を見ることが出来ました。
  
 ピカソやブラックなどの超有名画家の作品が撮影可能だったのでバシバシ撮りました。それからセザンヌやルソーの作品も撮影不可でしたがありました!ルソーは初めて見たかもしれない。ルソーのあの独特な画風は確かに色々言われるのも分かるしピカソが絶賛したのも分かる。
 
 キュビスムといっても時代によって色んなかたちがあり、最初はモノクロやセピアのようなちょっと薄暗い作品が多かったそうです。それから幾何学模様を使っているものの、まだ何を表現しているかはギリギリ分かるような作品が多かったように思います。このあたりはまだピカソたちも、表現に悪戦苦闘していたのかもしれません。芸術って難しいよね。
        
 ピカソたちキュビスムの旗手に影響された若手画家たちも、自分なりのかたちでキュビスムに挑戦している作品も見れました。この頃になると色んな流派というか画風が増え、一変してカラフルな作品が多くなってきました。それから大きな作品が多い!チラシにも使われたパリの絵はめっちゃくちゃ巨大でした。びっくりした。個人的には一番最後の作品が好きです。

 モディリアーニの作品も!彼の名は仮面ライダーキバで知りました。ホントに首長かった。
 
 最後の方にもピカソの絵が。やはり彼の画風は他の人たちと一線を画しているように見えます。色彩感覚といい、塗り方といい、やはり天才は違うなあと素人ながらそう思ってしまいました。やっぱり称賛される人って違うんだなあ。
 今回はピカソ以外のキュビスム画家をたくさん知れてとても楽しかったです。一言にキュビスムって言っても色んな画風があるんだなあ。それからル・コルビュジエの作品もちらっと見れて良かったです!彼はピカソたちキュビスム黄金時代の後の画家だったんですね。初めて知った。そんな感じで、とても楽しい展覧会でした。

ゴジラ-1.0を観てきました。

どうも菌です。今日は新作ゴジラを見に行ってきました!シンゴジラぶりの邦画ゴジラなのでめちゃくちゃ楽しみにしてました。映像もさることながら、設定を恐らく一番古いであろう終戦直後にしたのに驚きました。オキシジェンデストロイヤー無しにどうやって戦うんだ。そんな感じで、ゴジラファンの父と友人と一緒に行ってきました。あ、ネタバレありですのでお気を付けください。