フランク・ロイド・ライト展に行ってきました。 お出かけ 2024年01月13日 どうも菌です。今日はフランク・ロイド・ライト展に行ってきました。帝国ホテルを設計した超有名デザイナーの貴重な設計図などが見れるとのこと。私は帝国ホテルの設計者としか知らないので、他にどのようなデザインをしているのか興味があったのか、前評判もかなり良かったので気になりました。実際に蓋を開けてみると、アメリカの建築史にかなり影響を与えた人物であったことが分かりました。あと純粋にデザインが凄く好み。 ポスターを撮り忘れてしまったのでチケットで。こちらは珍しく、近未来を予想してたデザイン案なのだそうです。 展示は基本的に撮影禁止でした。それから始まって間もないのもあって、普段のパナソニック美術館に比べて物凄い混雑していました。ただそこまで人が過密に集まっているわけでもないので、展示を鑑賞するのはまったく問題無かったです。 展示内容なライトの設計図、鳥瞰図、彼が蒐集した浮世絵、撮影した写真、それから彼に関わる人物、実際に使用していた家具や窓、そして実際の建物のミニチュア等です。少しだけ彼のイラストも展示されていて、それもかなりセンスのいいものでした。ポスターが凄くオシャレだったので、あれも販売して欲しかったなあ。 ガウディのときにも思ったのですが、建築家って本当にめちゃくちゃ書き込みが細かい!びっくりするくらい小さく描くので、目が痛くならないんだろうかと思ってしまいます。それから定規があるとはいえ、真っ直ぐな線をきれいに引けるのも凄い。あと独自のフォントも凄くオシャレでした。 全体図が撮れなかったのですが、フォトスポットもありました。ここだけ撮影可で、実際に座ることも出来ます。テーブルには設計図などが置いてあり、どこの再現なのか分かるようになっています。木目を上手く使って模様を描くのはいいアイデアだなあと思います。こういうデザインって今でも通じるからすごい。 想像していたよりもかなり充実していたし、あの狭いスペースに上手いこと大量の展示をぎゅっと詰め込めたのは素晴らしいと思います。どこから見てもいいような導線にもしていて、何とか混雑回避を努めていたのにも好感が持てます。とても楽しかったです。いい展示でした。 PR
海ほたるまでドライブしてきました。 お出かけ 2024年01月11日 どうも菌です。今日はちょうど家族の休みが重なったので、海ほたるまで遊びに行ってきました。私にとっては大好きなアニメダイナゼノンのロケ地でもあります。噂では聞いたことあるけど、初めて行きました。ちょっと豪華なSAって感じでとても楽しかったです。まさかスタバもあるとは思わなかった。 お外にあるモニュメントとかそういうの。ここの階段はガウマ隊とナイトくんたちが出会ったところですね。下のシールドモニュメントには行けなかったので、上からポチっと。景色は物凄いいいんですが、この日は海風がめちゃくちゃ強い上に、若干曇っていたのでとんでもなく寒かったです。吹っ飛ばされるかと思った。そんな感じでダイナゼノンで使われた場所をパチパチと撮影して館内に逃げます。 館内は客船を意識しているらしく、船にまつわるグッズが置かれていました。これって当時のアイテムなのかな?廊下には船上で行われていたゲームが書かれていたり面白かったです。 最上階の5階にはレストラン、それからフードコートがありました。ガウマ隊がご飯を食べていたところところですね。 こっちの奥側の席ですね。後ろにはちせちゃんがアイスを食べていた背景があります。ここでご飯…とも思ったのですが、せっかくなのでちょっと豪華なごはんにしました。 木更津庵さんで天丼をいただきました。後ろのアナゴの天麩羅がふわっふわ!下に隠れているけどかぼちゃもありました。敷かれているご飯もボリューミーで大満足です。とても美味しかった!!帰りは木更津方面から帰りましたが、思ったよりも楽しめるスポットで良かったです。聖地巡礼楽しかったな~!!!
北斎サムライ画伝を見に行ってきました。 お出かけ 2023年12月23日 どうも菌です。今日はすみだ北斎美術館にて開催中の北斎サムライ画伝を見に行ってきました。こちらの美術館は初めて行きます。なので前情報とかはまったくない!期待半分不安半分な感じで向かいます。珍しく今回は朝一ではなく、お昼過ぎに向かいました。 開催中の展示はすべて撮影不可だったのでフォトスポットを。このカラーリングがめちゃくちゃカッコいいんだ!チラシも凄く良デザインでした。土曜の昼過ぎに行ったからか、規模がそこまで広くないからか、結構混んでいました。やはり北斎、外国の方も多かったです。すぐ近くに観光地のスカイツリーや浅草などもありますしね。ただ会場へ上がるための手段がエレベーターしか無く、混雑している場合は物凄く面倒だなあと思いました。 内容は北斎が中心で、それ以外に門下生や関係する絵師たちの描くサムライの作品、そして刀剣博物館から何振りかの刀と槍が展示されていました。その刀剣が物凄く良かったです。兼定の槍も良かったなあ。浮世絵もとても良かったです。やはり北斎は絵が上手い。普通に感動する。それなのに絵が上手くならねえとずっと言い続けた北斎の貪欲さよ。ヤバい。 こっからは常設展のもの。ほぼレプリカなので撮影可のものが多かったです。こちらは震災で失われてしまったものを再現したもの。確か六本木の美術館でも展示されていたような気がします。かなり大きかったです。 このあたりは有名な作品。せっかくの赤富士がちょっとボケてしまった。 こちらは北斎と娘の阿栄さん。何と二人とも手が動く。急に動き出すのでちょっとびっくりする。こんな感じで、北斎は晩年まで暮らしていたらしいです。たぶん実際はもっとゴミが散らかってそうな気がする。個人的には常設展がボリュームあって楽しかったです。タブレットみたいに画面から絵を調べたりできるのもいい機能だなあって思いました。 ここからは個人的な話ですが、特別展の会場の暖房が効きすぎて、あまりにも暑すぎてだいぶぼんやりしつつ見ていました。汗を拭きながら見ていた人もいるので、もう少し涼しくしてもいいんじゃないかなあと思いました。あと作品展示のための台がダンボールなのはどうなんだろう。そこだけちょっと気になった。ああいうものがあるんですかね。詳しくないけど明らかにダンボールって分かっちゃうのはなあって思ってしまいました。施設は新しめだし綺麗なのでちょっとそこらへんが残念だったなあって感じ。いい勉強になりました。
イヴサンローラン展に行ってきました。 お出かけ 2023年12月10日 どうも菌です。今日は大巻伸嗣展の後にイヴサンローラン展にも行ってきました。モードの帝王と呼ばれた超有名ファッションデザイナーの個展。少し前にもクリスチャンディオールの美術展もあったし、今年はファッションを美術として扱う年だったのかもしれません。 今回は珍しく最終日直前に行ったので、かなり混んでいました。ただ入場制限を上手く行っていたため、展示が見れないほどの混み具合では無かったのがありがたいです。展示内容はイヴサンローラン個人の写真から、デザインスケッチ、布地との擦り合わせ案、実際の衣装の展示など、様々な方向から彼の活動が展示されていました。ていうか写真めちゃくちゃカッコ良かった。こんなにイケメンだとは思わなかった…。 会場内は基本的に撮影禁止でしたが、1ブースだけ撮影が可能でした。ここは過去の名画からインスパイアされた衣装が展示されていました。元ネタが分かりやすいものもあれば、自分の知らない作品もあってとても面白かったです。 ジャケットや超有名なワンピース。ていうかこれ絵画を元に作られていたんですね。びっくりした。 一番奥ではショーケースに並べられた商品のようにドレスなどが展示されていました。どれも独創的でとても綺麗!名画をドレスに落とし込むのが凄い上手いなあと素人ながらに感動してしまいました。他にもインパクト大なドレスが置かれていて物凄く楽しかったです。絶対あのドレスフロムゲーにいるっていうのが何着もありました。結構混んでいましたが、ほぼほぼ全部の展示も見れて本当に良かったです。楽しかったー!
大巻伸嗣「真空の揺らぎ」展に行ってきました。 お出かけ 2023年12月10日 どうも菌です。今日は国立新美術館にて開催中の真空の揺らぎ展に行ってきました。入場無料で巨大インスタレーション作品が楽しめるそうなので、父と友人と一緒に行ってきました。めちゃくちゃ綺麗でとても良かったです。 入り口。今回は二階でやっていました。無料ですが内容はほぼほぼ有料のものと変わらないです。それから、二階では他にも無料の展覧会がいくつか開催されていました。私は行けなかったけど、父が行って大満足だと語っていました。 グラビティアンドグレイスという作品。巨大な壺のようなものの中にライトが仕込まれており、ゆっくりと上下運動をしています。壺は切り絵のようになっており、光によってさまざまな影を生み出しています。写真だと分かりづらいかもしれないですが、目が痛くなるくらい眩しかったです。 ゆらゆらと動く影も凄い綺麗。これが無料でいいんですかね。 壺の切り絵部分。植物やヒトも含めた動物などの様々なモチーフが刻まれています。切り絵なので何となく和の雰囲気を感じますね。 この巨大インスタレーションを通り抜けた先の休憩所では、氏のスケッチや、今回の作品の配置などを決めるミニチュア作品なども置かれていました。映像作品もあったんですが、時間が無かったのでちょろっとだけ見ました。残念。 こちらが今回の展示のタイトルにもなった真空の揺らぎです。薄い白い布を波のように揺らめかせています。部屋の中は真っ暗なので、目が慣れてから進んでくださいと学芸員さんから注意がありました。割とすぐ目が慣れるので大丈夫でしたが気を付けた方がいいかも。 とにかく巨大で、それでいてとても静かで、美しい作品でした。布の揺らめきが波みたいだなーって思いました。氏の中では、これは動的彫刻作品なのだそうです。現代アートって難しい。でもテーマとかそういうのは理解できずとも、直感で綺麗と思える作品に出合えるのはとても嬉しいですね。ちなみにダンサーさんとのコラボレーションイベントなども開催されているようです。無料なのにいいんですか(二回目)。 真空の揺らぎを抜けると、氏のドローイング作品がずらりと並んでいます。これもインスタ映えしそう。後半の作品はちょっとホラーっぽいと友人と話してました。何か底知れぬ恐怖感があるんだけど私たちだけでしょうか。なんか小綺麗じゃない古民家って怖いじゃないですか。 今回の展示は入場無料という破格のものでしたが、どれも素晴らしい作品で、思わずこちらがチケット代を払いたくなるくらいでした。図録を買おうと思ったら会場内では完売しており、書店やネット販売されているそうです。恐らく図録を購入するだけの価値があると思った方々が多かったんでしょう。私もそのひとりです。なので無料で様々な人に足を運んでもらい、作品のすばらしさを知ってもらうという、主催の企画は上手くハマったんじゃないかなあと思います。 名のある芸術家の作品を無料で見れるチャンスはさほどないと思うし、作品はどれも美しいので、興味のある方は是非とも行ってみて欲しいです。私は大満足でした。楽しかったです。そんな感じ。