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レイルロード・タイガーを見ました。

どうもこんにちは、菌です。今日はYouTubeで無料配信中のレイルロード・タイガーを見ました。ジャッキー・チェンの主演作品で、第二次世界大戦中の中国を舞台にした映画です。最近ほとんどジャッキー作品を見ていなかったので、久しぶりに見ましたが、思ったより面白かったって感じです。
 前評判では反日、抗日だと騒がれていましたが、まあ悪役になる以上、日本がこうなるのは仕方ないかなあと言う感じ。ていうか原作があるんですねこれ。だいぶ昔の小説なので、こういう扱いになるのも仕方ないのかも。インディ・ジョーンズにおけるナチス・ドイツみたいな。役者さんもきちんと日本人の配役で、むしろそこまで嫌悪感を抱かせないようにしているようにも見えました。
 作風はそこまでシリアスではなく、どちらかというとコメディタッチでした。映像もどこかハリウッドを意識したエフェクトが多めだったし。往年のジャッキーっぽさを感じるけれど、本人のアクションが少なめだったのは、年齢を感じさせてちょっと寂しかったかな。まあそれでもあそこまで動けるのは凄いんですけど。
 映像の迫力はかなりのものなので、真剣にみるというより、ポップコーンとコーラ片手に暇つぶし感覚で見るのがいい映画だなあって思いました。難しいことは考えずに、頑張ってるオジサンたちを見る映画、そんな感じです。
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ゴールデンカムイを見てきました。

どうもこんにちは、菌です。今日は友人と一緒にゴールデンカムイを見に行ってきました。なんと二日連続で映画です。体力ついてきた…?ガンダムもゴカムも凄く見たかったので、頑張って行ってきました。一応近所に映画館があるのはとてもありがたい。ついでにウルトラマンも上映してくれ。
 原作は始まった頃?に読んでいたのですが、映画はどこまでやるのかとか、まったく前情報は入れずに見てきました。何かもう物凄く丁寧に、キャラもきちんと漫画のイメージを守っていて、とんでもないクオリティの映画に仕上がっていてびっくりしました。白石が実写で動いている…!駆け足で網走監獄のあたりまでやるのかなと思いきや、本当に原作の最初くらいまでしかやらなかったのが逆に凄かった。このクオリティでやり続けるとしたら完結まであと何年かかるんだ…?
 杉元役の山崎賢人くんをはじめ、重要キャラを担う人たちの、ゴカムへの理解力と表現力が物凄かったです。ちゃんと重要な飯テロやギャグも、それでいてヒグマの恐ろしさも伝えてくる。とにかくこれ重要だろってポイントをきっちりと抑えているし、広大な北海道で撮影したからか、とにかくスケールがでかい。二百三高地の戦争シーンも大迫力でした。こんなに大規模な戦争シーンって最近無かったんじゃなかろうか。マイゴジも戦後だったし。
 それから個人的に推しである土方歳三役の舘ひろし様が最高に最強にカッコ良かった。これ以上ないくらいの土方歳三だった。この幕末の亡霊ヤバすぎるだろ。今回はあまり目立ってはいなかったものの、永倉役の方も原作そのままだったし、今後出て来るであろう変態
キャラたちをチラ見せしてくるのもずるかった。割と続きをにおわせる描写は嫌われがちですが、いい意味で続編を期待させる作りなのは上手いと思う。それも本編がしっかりと描かれているからこそできる技だと思いました。いやーホントに続き早くやってくれないかな。あのシーンとかあのシーンとかあの人とか色んな意味で出せるんだろうか。でもこのスタッフたちならやってくれそうな気がする。そう思わせる素晴らしい実写映画化でした。

劇場版ガンダムSEEDFREEDOMを見ました。

どうも菌です。今日は友人と一緒に劇場版ガンダムSEEDを見に行ってきました。18年ぶりの新作らしいですよ!もうそんなに経ってしまったのか。デスティニーって最後どうだったっけと必死に思い出しながら行ってきました。
 いやー、物凄く面白かった!キラがいい意味で年頃の少年らしくなってたし、アスランはなんかもう凄かったし、シンはひたすら可愛かった。時代の変化もあったのか、前半はちょっと種らしい不穏な空気があったものの、後半はそれをひっくり返す怒涛の勢いで凄かったです。何より作画がめちゃくちゃ綺麗すぎる。MSがCGで描かれているのでめちゃくちゃ動く!追いかけるのが大変なくらいでした。
 物語の基本はキラとラクスですが、アスラン、シンたちにもちゃんと焦点が当たってたし、今まで出て来たキャラクターたちもなるべく出せるだけ出す!って感じで、あーこの人いたいた!みたいなマニアにも楽しめる要素がたくさんでした。敵キャラたちもきちんとわるーく描かれているし、割とえげつないことをしてくれているので、倒す理由がきっちりしているので爽快感もある。まさかラクスと対になる男が出て来るとは思わなかったけれど、一応伏線はあったりしたようなのでそこは納得しました。最後までイングリットが報われなくて悲しかったな…。
 それからデスティニーでは不遇枠だったシンがもう鬼気迫る勢いで強くて、戦闘面に関しては主人公の名にふさわしい無双していてカッコ良かったです。チューニングされているとはいえ、唯一の旧型機で4体同時撃破とかアツすぎた。リアルな分身作るとかどうなってんだ。あとコイツ何も考えていない!に吹いてしまったのはお詫びします。でも面白すぎだよ…。それから守護霊ステラもこわかわいかった。あれきっとステラが出て来なくても守護霊いっぱい控えてたんだろうな…。恐ろしい男だよシン。ごはんいっぱい食べてね。
 恐らくキラとラクスの物語はこれで一旦終わりになりそうですが、他のキャラたちの物語もまた見たくなってしまいました。シンにはデスティニーがいるけど新型もつけて欲しかったなあ。このまま完結にしてもいいし、続いてもいいし、良い塩梅の終わり方だったと思います。凄く楽しかった!

神々の山嶺を見ました。

どうも菌です。今日は映画、神々の山嶺を見ました。超有名作家の夢枕獏先生の原作で、どうやら漫画や実写もあるらしいのですが、私はアニメーションの方を見ました。何故だろう、おすすめにあったからかな?かなり前から気になってはいたのですが、なかなか乗り気にならなくて今になってしまった。
 舞台は1990年代あたりの山登りたちのお話。有名な登山家の幻のカメラから始まり、同じ山であるエベレスト登頂を目指していく。背景とかがあまり日本アニメっぽくないなあと思ったら、どうやらフランスで作られたアニメのようです。だからちょっといつもと違う感じがしたのかな。でも背景などはとてつもなく綺麗で、まるで絵画のようでした。ただ漫画通りのキャラクターデザインをしているからか、登場人物の顔が分かりづらい!重装備しているからなおさら分かりにくかったので、それだけ気になったかなあ。
 お話も可もなく不可もなく、それでも引き込まれる、何だか不思議なものでした。死の危険に晒されても、知っている誰かが命を落としても、それでもなお山に登ろうとする。山に登る。ただそれだけ。理屈もへったくれもない、ただそこに山があるから登る。時代が変わってもそれは同じ。この映画の全てが淡々としているから、不思議に感じるのかもしれない。声優陣の演技もとても良かったのもあるかも。
 自分は山登りの魅力は分からないし、恐らくこれからも分からない。でも命を懸けてでも達成したいことがあるのは素晴らしいなと思いました。タイトルの通り山を目指すのは、神様のお膝元に行くことなのかもしれない。そんな風に思わせる素晴らしい映画でした。楽しかった~。

プリデスティネーションを見ました。

どうも菌です。今日はYouTubeにて無料配信されていたプリデスティネーションを見ました。まったく前情報が無い状態だったんですが、サムネでは超有名SF作家の作品を映画化と謳われていたいたので、空いた時間に見てみました。
 あらすじ的には、酔った勢いで己の今までの人生を語る青年に、時空調査官?警察官?の男が近づいていく…というものですが、これがまた物凄いどんでん返しというか、丁寧に伏線を回収していく様が本当に素晴らしかったです。でも何もかもが仕組まれていた運命だと知るのは辛いだろうなあ。
 原作はだいぶ昔だし、映画も八年前のものなのでネタバレしてもいいと思うので書きますが、何もかもが自分によって仕組まれていたって本当にヤバいと思いました。自分から生まれ、自分に恋をし、自分と交わって、また自分を生む。自分が追いかけていた凶悪犯もまた自分で、最終的には犯人である自分も殺してしまう。誰かを愛することも出来ず、ただただ自分を愛することしか出来ない。狂った末に求めたのも自分。ラストの俺を愛せ、というセリフが物凄く重たい意味を持つのが衝撃的でした。
 映像的にはそこまで派手なものもなく、ほとんどが会話劇で話は進んでいきます。それでものめり込むくらいに設定が練り込まれていて、あれはああいう意味だったんだ、とすべてが綺麗に繋がっていくのは本当に凄いです。
 原作小説は「輪廻の蛇」と言うそうですが、まさしくその通りだな、と思わせる素晴らしい映画でした。永遠に続くウロボロス。終わらない因果。配信は期間限定らしいので、気になる方は是非とも見て欲しい作品だと思いました。